些細な幸せがやりがいにつながる介護の仕事

介護の仕事は、一人ひとり違った考えを持つ人と向き合う仕事です。そのため、常に同じように業務が進むことはないでしょう。しかし、高齢者と介護職員とが接することによって、双方に心の交流が生まれることもしばしばあります。

介護職員は、主に高齢者の身の回りの世話を行います。食事や排泄の介助を行うなど、日々せわしなく高齢者のサポートに徹します。そんな時に高齢者から感謝の気持ちを伝えられたり、ちょっとしたことでお礼を言われたりすると、日々の大変な仕事も報われるといいます。

こうしたほんの些細な幸せが介護職員のやる気を引き出し、仕事に対するやりがいになるのです。介護職のやりがいをさらに追求するなら…介護職の「やりがい」にせまる

高齢者は体が思うように動かなくなったり、以前はできたことができなくなってしまうことで、フラストレーションを抱えていることも多いです。そこで、介護職員は本人に代わってできないことを代行するのが仕事です。そのために、高齢者が思い通りにならずに介護職員にきつく当たってしまうこともあるようです。

しかし、そんなときでも地道に仕事をしていれば、お互い生身の人間なので、いつかは心が通じ合うこともあります。介護職員が仕事をする上で大切なポイントは、ゆったりとした気持ちを構えて歩み寄る姿勢を持つことといえます。

高齢になると頑固になってしまう人も多いので、なかなか自分を変えられないといわれます。そこで、介護職員が歩み寄ることで、高齢者の気持ちも少しずつ変わっていくのでしょう。